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グルテンフリーがお手軽なブラジル

ここ1年、日本でも少しずつグルテンフリー」という言葉が知られるようになってきました。その理由は主にダイエットに有効な食品・食事法だということです。有名人がその方法で痩せたということもあります。

そもそも「グルテンフリー」という言葉は小麦蛋白であるグルテンが入っていないということであり、グルテンアレルギーの人のための表示でした。しかし「グルテンフリー」がダイエットに有効だとする考え方では、タンパク質であるグルテンが一種の中毒症状を起こして食欲を高めてしまうといったことを言っています。またグルテンではなく小麦の別成分も血糖値上昇を招いてダイエットの敵ということが言われています。
ブラジルでもグルテンフリー( sem gultem )という言葉は浸透していて(アレルギー対策のためだと思われますが)どの食品もグルテンが入っているかどうかが表示されています。でも人々の興味はダイエット!

ダイエットに効果があるとなればブームになります。スーパーでも"グルテンフリー"と"ラクトースフリー"(乳糖なし)のコーナーが設けられています。
その様子は日本の "減塩" とか "ノンオイル" と同じくらいダイエット用語としての地位を確立している言葉なのです。実際「このクッキー、グルテン入ってるから太っちゃう」とブラジル人男性がいうのを聞いたことがあるのでかなりの浸透率です。(実際は食べたから太るということではなく食欲が増えるということなのですが)

ブームのおかげでグルテンフリー製品は比較的簡単に手に入ります。パスタもシリアルも!

こちらはトウモロコシ粉でできたパスタ(フジッリ型)。ノーマルとトマト粉末入りがあり、こちらはトマトフレーバーです。

私自身はグルテンアレルギーというわけではなくパンも大好きなのですが、2~3か月前にウィルス性胃腸炎にかかり大分へばっていたところ、後で振り返ってみると無意識で小麦製品を避けていました。どうやら胃もたれするので自然と避けていたようです。そこで試したのが写真のグルテンフリーパスタ。味も美味しく普通のパスタと変わらず食べられました。そして胃もたれもナシ。


グルテンは何だか体に影響があるようですね。気のせいでしょうか?
日本よりもグルテンフリーが気軽にできるブラジル、もう少しグルテンフリーについて調べたり試したりしてみようと思います。

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