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よいお年を!

ブラジル生活半年のふりかえり

ブラジル生活が始まって半年がたちました。
ここでちょっと振り返り・・・

1か月目身分証明書の取得から始まって携帯電話などの各種手続きに翻弄され(役所や電話会社の対応がいいかげんなので)、アパルトメント(マンション)さがしオーナーとの交渉、そしてホテルからの引越しと乗り越えることが山積みでした。

2か月目はアパルトメントに引越したものの、日本から船便で送った引越荷物は到着まで3か月以上かかるため、モノのない中での生活でした。最低限必要なものを買おうにも自分が必要としているもの、好みに合ったものがどこで買えるのかが分からないため、探し回る日々でした。得てして日本国外では質が良くて手ごろな値段というものは手に入りません。ブラジルではさまざまな商品が豊富に売っていますが初めは買物が上手くできません。またこのころ悩むのは日本とはまったく使い勝手の違う家電や設備です。こういった勝手の違うことに慣れず大分疲れました。

3~6か月目には日本人のお友達と出かけることも多くなり、市場で買物をしたり、ネット翻訳をつかって市役所の情報やイベント情報をみつけて行動範囲が広がりました。ポルトガル語学校にも慣れ、情報量が格段に増えました。お友達を通じてお料理や編み物といった日本でもあまり経験したことのないアクティビティを楽しむ機会にも恵まれました。そして国内外への旅行にもいきました。

海外生活という大まかな視点でみればクリチバ(Curitiba)は外国人には住みやすい街です。基本的な食事がおいしくて、清潔で、アジア系外国人に対しての差別がなくて、笑顔で愛想よく挨拶をしてくれて、(コストパフォーマンスは悪いですが)買おうと思えば何でも買えます。
そして何より日系移民の方々の努力のおかげで日本の食材が手に入るのです。ブラジル産で椎茸、シメジ、ほうれん草、ニラ、小豆、海苔、わかめ、もち米、油揚げ、日本酒etc。もちろん日本からの輸入品も手に入ります。
昔、他国に住んだ時のことを思い出すとなんて恵まれた外国生活なのだろうかと思います。

こうしてわかってきたことが「ブラジル生活は案外面白い」ということです。もちろん治安やインフラのことも含めて色々と不便ですし本当の日本の味も恋しい。
それでも生活を工夫して作りあげていくことを楽しむと「案外面白い」と思うのです。1年経つとどう思うのでしょうか。飽きていたりして?楽しみです。

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